フェデラーはわずか1時間26分でバウティスタ(スペイン)を退け「うまく滑り出して、その勢いを維持できた」と気持ちよさそうだった。サーブの安定感が抜群で、今大会はまだ一度もブレークを許していない。

 全仏オープン閉幕から今大会開幕までの期間が例年よりも1週間長くなったことで「ウィンブルドンに向けた完璧な準備ができた」という。芝の上での不安要素が少なくなったことが好調を支え、4大大会の準々決勝進出を1968年のオープン化以降で最多の45回に伸ばした。