女子ダブルス決勝は第1シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)サニア・ミルザ(インド)組が5-7、7-6、7-5で第2シードのエカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ組(ロシア)に逆転勝ちし、初優勝した。

 女子ダブルスで34歳のヒンギスがウィンブルドンの決勝に進んだのは、1998年以来だった。2度の引退を経験して再びタイトルを勝ち取った元女王は「ウィンブルドンでプレーできるだけでも幸せだった。期待以上」と声を弾ませた。

 3月から組むミルザとの息はぴったりだった。最終セットは2-5と追い込まれたが、ヒンギスの巧みなボレーとミルザの強打で5ゲームを連取。「これ以上のドラマチックな勝ち方はない」と気持ち良さそうだった。