2020年東京五輪で開催都市が提案できる追加種目の国内最終選考に進んだローラースポーツが、若者への人気を考慮し、スケートボードを実施種目として大会組織委員会に申請したことが22日、分かった。

 日本ローラースポーツ連盟の関係者が明らかにした。

 国際ローラースポーツ連盟の意向で、若者への普及度の高さをアピールする狙いがある。国際オリンピック委員会(IOC)は追加種目の評価基準で、若い世代に魅力的なスポーツを重視している。スケートボードは北米を中心に人気の「夏季Xゲーム」でも実施されている。

 関係者によると、実施種目として申請したのはスケートボードと、ロード種目のマラソン。

 国内最終選考では組織委が8月7、8日に東京で勝ち残った8つの国際競技連盟(IF)にヒアリングを実施し、絞り込んだ候補を9月末までにIOCに提案する。