体操のアジア選手権は31日、広島県立総合体育館で開幕する。世界選手権(10月・英グラスゴー)で悲願の団体金メダルを目指す男子の日本代表は公式練習の行われた30日に同会場で会見。

 加藤凌平(21=順大)は「チームは必ず勝っておきたい」とライバル中国との「前哨戦」を意識して話した。

 日本はエースの内村航平(26=コナミスポーツク)を故障で欠き、世界選手権代表の長谷川智将(22=日体大)も右足甲の骨折で欠場。もっとも、中国も昨年の世界選手権代表が0という若手中心のメンバーで、水鳥寿思監督(35)は「勝たなければいけない試合。新しい技に挑戦する選手もいるし、その内容が問題になる」と話していた。