テニスのジャパン女子オープン(14~20日・東京有明テニスの森公園)に出場する日本選手が12日、会場内で記者会見し、1回戦でアンドレア・ミトゥ(ルーマニア)と対戦することが決まった世界ランキング82位の奈良くるみ(安藤証券)は「全米オープンの2回戦ではふがいないところが出た。反省してベストを尽くしたい」と抱負を述べた。

 世界88位の土居美咲(ミキハウス)はクルム伊達公子(エステティックTBC)と1回戦で当たることになり、苦笑いを浮かべた。「やるべきことをやることが勝ちにつながる」と気合を入れた。

 29日で45歳になるクルム伊達は主催者推薦で出場。今季は左肘や右肩の痛みに苦しんできたが「治療の効果があって大きく回復した。いいパフォーマンスを持続させたい」と意欲を示した。