バスケットボール男子のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権(23日~10月3日・長沙=中国)に臨む日本代表が16日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開し、最年長34歳の田臥勇太(リンク栃木)は「五輪に出てみたい。チームのためにベストを尽くす」と抱負を述べた。

 約2時間の練習では、外からのシュートに持ち込む攻撃の形の確認と、守備の修正に重点を置いた。長谷川健志監督は「少しずつ良くなっている。もう少しアグレッシブに、ずる賢くできれば」と話した。

 大会には16チームが出場。優勝チームが五輪出場権を獲得し、2~4位は来年の世界最終予選に進む。2年前の前回大会で9位だった日本は、1次リーグで前回覇者のイラン、マレーシア、インドと対戦する。