日本水連が、スポーツ庁の初代長官に就任する鈴木大地会長(48)の後任に、青木剛副会長(68)を充てる方向で調整していることが18日、関係者への取材で分かった。10月24日に予定していた理事会を9月30日に前倒しし、理事の互選で新会長を選出する。任期は2017年6月まで。

 同庁長官は公益法人などの役員との兼任を制限されるため、鈴木氏は会長を9月末で退任する。日本水連は暫定的に青木氏を会長代行とすることを決めていたが、内閣府から正式に会長を選び直すよう指示された。

 青木氏は日本オリンピック委員会(JOC)で13年から専務理事を務め、現在は副会長。17年6月で日本水連を定年となり、会長を退くことになる。