今年の全日本インカレバレー男子は、関東リーグ春秋優勝の中大が優勝争いの中心になる。

 個人では、全日本男子メンバーとして9月のW杯で活躍した石川祐希(中大2年)が、最も注目される。

 一方、台風の目として期待されるのが、5月に全日本男子メンバーに選ばれた藤中謙也(4年、主将)を擁する専大だ。18日の記者発表に出席した藤中は「4年でタイトルは(東日本インカレ)1つしか取れていないので、この全日本インカレは何としても優勝したい」と気合十分。「攻撃面は(大学で)一番と思っているので、そこをより強化したい。これまでけが人が多かったが、ベストコンディションで臨みたい」と日本一を見据えた。

 第68回秩父宮賜杯を目指す男子大会は「ミキプルーンスーパーカレッジバレー2015」として、12月1~6日に東京・大田区総合体育館ほかを会場に、120校が出場する。