柔道のリオデジャネイロ五輪代表選考会の1つ、グランドスラム東京大会(4~6日、東京体育館)に出場する女子日本代表が2日、都内で練習を公開。女子48キロ級で代表を争う今夏の世界選手権銀メダルの浅見八瑠奈(27=コマツ)と銅メダルの近藤亜美(20=三井住友海上)に谷本歩実コーチが警鐘を鳴らした。

 「気持ちが燃え尽きては困る」と、浅見との争いを制した福見が5位に終わった12年ロンドン五輪に言及した。浅見には世界選手権後に1週間の休養を取らせるなど、入れ込みすぎを防ごうとしている。浅見は「最後の五輪だと思っている。1つ1つの大会を大切に」、近藤は「相当気合入れてきました」と話した。