日本社会人アメリカンフットボール協会は31日、都内で2016年度リーグ戦新方式の説明を行った。

 総当たりではなく、前年度順位を基準に同程度の強さのチームがリーグ戦で対戦するもので、大差のつく試合を無くす狙いがある。

 リーグ編成は従来通り、東、中、西の3地区で各6チーム。8月最終週~11月上旬に各チームがリーグ戦6試合を行うが、前年の上位リーグ(SUPER9)と下位リーグ(BATTLE9)での順位により、対戦相手が決まる。

 例えば、15年度リーグ戦総合1位の富士通は、パナソニック(2位)ノジマ相模原(3位)IBM(6位)アサヒビール(7位)エレコム神戸(9位)オール三菱(10位)と対戦する。

 また、同10位のオール三菱は、富士通(1位)エレコム神戸(9位)東京ガス(12位)BULLS(13位)明治安田(14位)警視庁(16位)と顔を合わせる。

 ジャパンXボウル(JXB)トーナメント出場8チームを争うが、まず、SUPER9のリーグ戦上位6チームが出場権を得る。そして、同7位、8位、BATTLE9の1位、2位によるプレーオフを勝ち上がったワイルドカード2チームが加わる。

 このトーナメント決勝がJXBとなり、社会人王者を決める。トーナメントは11月中旬~12月中旬に開催される。