国際卓球連盟(ITTF)のワイカート会長は1日、ラバーに「ブースター」と呼ばれる補助剤を使った不正なラケットに対する検査導入について「時間がかかるだろう」との見解を示した。

 今後、用具委員会や理事会で審議する方針だが、機器や費用の問題から「今回は結論が出ない」との見通しを語った。

 世界選手権団体戦を前に一部のドイツ紙が、リオデジャネイロ五輪で導入の可能性があると報じていた。