競泳で昨年の世界選手権女子100メートル平泳ぎを制したユリア・エフィモワ(ロシア)が今年から禁止薬物に加えられたメルドニウムに陽性反応を示したとタス通信が16日、報じた。以前にもドーピング違反を犯しており、永久資格停止の可能性がある。

 23歳のエフィモワは2011年から拠点を米国に置き、12年ロンドン五輪では200メートルで3位に入った。14年に国際水泳連盟(FINA)から筋肉増強剤によるドーピング違反で資格停止処分を科された。