全日本柔道連盟は23日、最重量級のリオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ね、体重無差別で争う全日本選手権(4月29日・日本武道館)と全日本女子選手権(同17日・横浜文化体育館)の組み合わせを発表した。

 昨年王者の原沢久喜(日本中央競馬会)と昨年2位で世界選手権2年連続銀メダルの七戸龍(九州電力)は決勝まで対戦しないブロックに入った。

 男子100キロ超級代表の座を争う両者はともに2回戦から出場。順当に勝ち上がれば、原沢はロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)、七戸は一昨年覇者の王子谷剛志(旭化成)といずれも準決勝で当たる。

 女子で2連覇を狙う田知本愛(ALSOK)と、78キロ超級代表争いのライバルで3度目の日本一を目指す山部佳苗(ミキハウス)も2回戦からの登場で、勝ち進めば決勝で顔を合わせる。