日本オリンピック委員会(JOC)は26日の理事会で、2015年度JOCスポーツ賞の最優秀賞に体操の世界選手権団体で37年ぶりに優勝した男子代表を選んだ。

 スキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)で3度目の個人総合優勝をした高梨沙羅(クラレ)が特別栄誉賞に決まった。

 特別功労賞はフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル男子で3連覇した羽生結弦(ANA)ら3人と、ラグビーのW杯で3勝した日本代表を選出した。

 優秀賞は体操の世界選手権男子個人総合で史上初の6連覇を達成した内村航平(コナミスポーツ)、レスリング女子世界選手権13連覇の吉田沙保里ら6人が受賞した。