バドミントンの国・地域別対抗戦男子トマス杯、女子ユーバー杯で優勝を逃した男女日本代表が23日、成田空港に帰国した。

 世界ランク1位でリオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダル候補の高橋礼華(26)松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組は、団体戦の準決勝で、韓国の鄭景銀、申昇■組に敗れ、同大会初黒星を喫した。

 シングルスのエース奥原希望(21=日本ユニシス)の敗戦も含め、高橋は「日本チームとして勝つことが簡単じゃないことを、身に染みて実感できたことはプラス。この時期の経験をリオに生かさないといけない」と気を引き締め直した。

 今後は25日から都内で合宿後、インドネシアオープン(30日開幕、ジャカルタ)と、オーストラリアオープン(6月7日開幕、キャンベラ)を転戦。リオ五輪前最後の国際大会となるだけに「世界ランク8位以内の選手としっかり戦ってきたいですし、五輪前にもう1回スーパーシリーズで優勝したい」と誓った。

※■は、王ヘンに賛の夫がそれぞれ先