奥原はちょっぴり弱気モード? バドミントン日本代表が28日朝、リオデジャネイロ五輪前最後となる海外遠征のため羽田空港を出発した。

 インドネシアオープン(30~6月5日、ジャカルタ)、オーストラリアオープン(6月7日~12日、シドニー)と2連戦に臨む。女子シングルスリオ五輪代表で世界ランク5位の奥原希望(21=日本ユニシス)はマスクを着け、元気の無い様子。国・地域別対抗戦ユーバー杯から帰国した23日から風邪気味で、治りかけだという。いつもの強気な発言はなく、「(2戦で)結果を残したいが、そういう状態ではない。現地で最終チェックをして、この状態で出来るプレーを出しきれれば」と控えめだった。

 エースとして臨んだユーバー杯では、準決勝の韓国戦でストレート負け。チームも1-3で敗れ、優勝を逃した。「五輪のプレッシャーはもっとすごいと思う。その対策を考える、いいきっかけになった。五輪は初めてなので、いろんなことを想定し、準備していきたい」と謙虚に話した。