リオデジャネイロ五輪卓球女子日本代表の石川佳純(23=全農)が31日、ワールドツアー・スロベニアオープン(1日開幕、オトーチェツ)出場に向け、羽田空港から出発した。

 約1カ月ぶりの国際大会に向けて、約1時間半連続の強打を取り入れるなど、12年ロンドン五輪前にはなかった負荷をかけた練習を行ったという。「今までにないくらい、量も質もかなりいい練習ができました。きつかったので全身疲労でしたけれど、思っていた以上に基本練習もできた。今回どんな結果が出るのか楽しみ」と充実の表情を浮かべた。

 ロンドンでは団体で日本卓球界初となる銀メダルを獲得したが、リオではシングルスと団体の両方で金メダルに挑む。