リオデジャネイロ五輪体操女子代表候補が12日、都内で試技会を公開した。寺本明日香(20=中京大)ら7選手が参加。練習場に導入された本番と同じ外国製器具に戸惑いながらも、明るいムードの中で演技を披露した。

 合宿初日の前日に主将に指名された寺本明日香(20=中京大)は「気持ちが切り替わった」と2回目の五輪に向けて話した。

 前回ロンドン五輪の時はチーム最年少だったが、今回は最年長。目標とする主将にロンドン五輪の時の田中理恵を挙げ「強い意志はあるけれど、優しかった」と振り返った。この日の試技会の得点は、4種目総合で村上茉愛に次ぐ2番。「もしエースじゃなくても、この役割(主将)で頑張りたい。日本女子体操を引っ張っていきたい」と話していた。