土居美咲(25)は第15シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)に勝ち、11年以来の3回戦進出を決めた。

 得意の芝で過去1勝4敗だったプリスコバを破った土居は「もっと上を見据えたい」と笑顔で話した。先週の前哨戦ではストレート負けしたが「リターンのリズムさえ合えばチャンスはある」と手応えをつかんだ。サーブのコースを読んで第1セットのタイブレークを奪うと、そのまま押し切った。ウィンブルドンで日本女子が上位16シードに勝つのは07年森上亜希子以来9年ぶりだった。