レスリングで女子日本代表コーチ就任が決まっている女子53キロ級の吉田沙保里は20日、2020年東京五輪を視野にコーチ兼任での現役続行にあらためて意欲を示した。

 同日に東京都内で五輪関連イベントに参加し「コーチをしながら若い選手たちと練習をして、勝てば東京五輪にも出られると思う。頑張っていきたい」と話した。

 吉田はリオデジャネイロ五輪決勝で敗れ、4連覇を逃した。現役を続ける意思を示し、日本レスリング協会からの代表コーチ兼任の打診を受諾。次の試合は未定だが、後進を指導しながら出場への道を探る。26日の日本協会理事会で正式に承認される。