リオデジャネイロ五輪のバスケットボール女子で日本の8強入りに貢献した渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)が26日、米プロリーグWNBAのシアトル・ストームでのプレーを終えて成田空港に帰国し「五輪で印象に残っているのはメダルを取れなかったこと。4年後も同じ目標に向かって走りたい」と疲れをみせずに笑顔を振りまいた。

 リオ五輪後は米国へ戻り、WNBA2年目の今季は31試合に出場。1試合平均5・3得点、2・5リバウンドで、初めてプレーオフも経験した。新戦力の加入で昨季よりプレー時間は減ったが「試合に出たいという飢えを経験できた」と前向きに捉えた。

 息つく間もなく、10月7日に始まるWリーグへ臨む。男子のBリーグが注目を集めて開幕しており「盛り上がっているので、女子も負けない」と気合を入れ直した。