池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)は2冠に輝き「競技の間隔が短く疲れが心配だったが、諦めなかった結果が出た」と白い歯を見せた。

 最初の50メートルバタフライはスタートの浮き上がりからリードを奪った。そのまま快調に飛ばしてゴール。すぐ後の50メートル自由形は逆転で制した。序盤の出遅れを巻き返し、最後のタッチでかわした。0秒01差の勝利に「自分の50メートル自由形に対する思いをしっかりと見せられた」と胸を張った。