3日に天理大の優勝で幕を下ろした関西大学ラグビー上位3校が出場する大学選手権の組み合わせが4日、確定した。

 この日、関東大学対抗戦が全日程を終了。関西1位の天理大は17日の準々決勝で流通経大(関東リーグ戦2位)-慶大(対抗戦4位)戦の勝者と4強入りをかけて激突する。関西2位の同大は大阪・花園で行われる3回戦(11日)で関東リーグ戦4位の中大と対戦。勝てば5月の定期戦で36-0と完封した対抗戦2位の早大と再戦する。

 天理大、同大に次ぐ3位の京産大は、11日に花園で対抗戦3位の明大と3回戦を戦う。長年にわたり強力FWを武器としてきた両校の意地がぶつかりそうだ。

 関西勢の4強入りは、11年度に準優勝した天理大が最後。今季はトーナメント方式で日本一を争う。各校の指揮官が「関西のレベルは上がっている」と口をそろえる中、西の実力が試される大会となる。