ラグビーのイングランド代表が、3日のオーストラリア戦に37-21で勝ち、今年のテストマッチを負けなしの13連勝で終えた。チームは昨年、地元開催のW杯で屈辱の1次リーグ敗退を喫したが、大会で日本代表を率いていたエディー・ジョーンズ氏の監督就任後は劇的に復活。このほど共同通信の電話取材に応じ「チームはどんどん良くなっている」と喜んだ。

 ジョーンズ氏は、ヘッドコーチとしてW杯で歴史的3勝を挙げた日本のその後にも注視している。ジョセフ新ヘッドコーチ体制で臨み1勝3敗だった11月のテストマッチの戦いぶりについては「体格も動きも良いチームにどう対応するかが課題。(キックを多用する戦術で)勝てる保証があるのか」と疑問を投げかけた。