女子は短距離エースの小平奈緒(30=相沢病院)が、大会新の合計151・595点で、2年ぶり5度目の総合優勝を飾った。昨年優勝の中長距離のエース高木美帆(22)が0・47点差の2位だった。

 高木が収穫のある2位に入った。この日は500メートルで国内ベストの38秒25で小平に次ぐ2位に入ると、得意の1000メートルは第1日に続いて連勝。総合では小平に及ばなかったものの「スピードがついた」と笑みを浮かべた。今季のW杯前半戦は、初優勝を含めて8度表彰台に立った。前週の全日本選手権では、全4種目を制して完全優勝。橋本聖子以来の世界で戦えるオールラウンダーに成長している。