年末年始恒例のジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第8戦が行われ、伊東大貴(雪印メグミルク)は124・5メートル、131メートルの260・2点で23位だった。44歳の葛西紀明(土屋ホーム)は1対1で対戦する1回目に敗れて2回目に進めず、31位にとどまった。

 一昨季のジャンプ週間総合王者で23歳のシュテファン・クラフト(オーストリア)が139メートル、134・5メートルの308・0点で今季初、通算5勝目を挙げた。

 竹内択(北野建設)は41位、小林陵侑(土屋ホーム)は46位だった。

 ◆葛西紀明 「やっぱりまだ踏み切りに迷いがありますね。タイミングが遅れたような感じだった」。

 ◆伊東大貴 「1回目は失敗した。2回目は踏み切りの後にスキーの板が当たった。いい動きはできたので、それがなければもうちょっといった。悔しい」。

 ◆小林陵侑 「(初参戦のジャンプ週間で)満足のいくジャンプではなかった。次もしっかりこの試合の雰囲気を味わいたい」。

 ◆竹内択 「踏み切り動作で膝が流れた感じがあったし、タイミングも遅い。(状態が上向く)きっかけもあまりつかめていない」。