女子の本郷理華(邦和スポーツランド)はSP後半の3回転フリップが回転不足と判定されたことが響いた。冒頭で2連続3回転トーループを決め、大きなミスなく滑りきった実感があっただけに、自己ベストに10点以上届かないスコアに「あまり点数が伸びなかった」と表情を曇らせた。

 今季は不調が続き、昨年12月の全日本選手権では5位にとどまり、3年連続の世界選手権代表入りを逃した。来年2月の平昌冬季五輪に向け、20歳のスケーターは「悔しいシーズン。最後の試合で納得いく演技をして来季につなげたい」とフリーを見据えた。