テニスの男子日本代表の植田実監督(59)が辞任することになった。日本協会は24日、都内で評議員会を開催。植田氏は「(9日の)常務理事会で辞任を申し出た。そろそろ新しい人がいいのかなと感じていた」と話した。

 植田氏は13年から国別対抗戦デビス杯の監督に就任。昨年はリオ五輪の代表監督として錦織の銅メダル獲得に貢献した。強化本部長は留任する植田氏は次期監督について「すでに案は挙げてある」と話した。畔柳信雄会長と福井烈新専務理事は「4月中には決めたい」とした。また、協会はフランステニス連盟に続き、オーストラリアテニス協会とも提携を結ぶ意向だ。