世界選手権で2冠を達成したフリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真(19=中京大)は11位だった。

 予選は2位に13点以上をつける82・41点でトップ通過。しかし決勝の1回目でターンでバランスを崩し、上位6人による決勝2回目に進出できなかった。注目される中、前日25日のデュアルモーグルに続き、優勝を逃した。

 堀島は「応援に来てくださった人にいい滑りで応えられなかった。コースに合わせられなかった。悔しい」と話した。雪質が軟らかく、ターンが乱れやすいコースだった。その中でスピードを出しすぎたことを反省し「周りの期待に応えようと自分のできないこと以上のことをやろうとしてしまった」と語った。

 男子は四方元幾(23=愛知工大)女子は荻原和(18=長野・松商学園高)が優勝した。