最大3枠の五輪出場枠獲得に暗雲が漂う日本女子が31日(日本時間4月1日未明)フリーに向けて練習会場で調整し、SP15位と出遅れた三原は音楽に乗せた滑りで高難度の2連続3回転や2回転半-3回転、SPで失敗した3回転フリップなどのジャンプを全て成功させ、巻き返しに期待が高まる内容だった。上位2人の順位合計が13以内なら3枠、14~28なら2枠の獲得。日本勢は樋口が9位、本郷が12位でSPを終えて「21」。06年トリノ五輪から4大会連続の3枠確保へピンチを迎えている。

 ◆平昌五輪の出場枠 シングルは男女各30人。うち24枠が世界選手権の結果で各国に振り分けられる。出場枠は1カ国最大3。世界選手権出場選手が3人の場合、上位2選手の順位を足して13以内なら3、14~28なら2、29以上なら1枠となる。