三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)はフリー自己ベストの138・29点、合計197・88点で5位だった。
樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)はフリー122.18点、合計188.05点で11位。本郷理華(20=邦和スポーツランド)はフリー107・28点、合計169・83点で16位だった。
上位2人の順位の合計が16で、13以内に与えられる五輪出場3枠を確保することができなかった。
<総合成績>
順位 | 選手 | 合計 | SP | FS |
---|---|---|---|---|
1 | エフゲニア・メドベージェワ | 233.41 | 79.01 | 154.40 |
2 | ケイトリン・オズモンド | 218.13 | 75.98 | 142.15 |
3 | ガブリエル・デールマン | 213.52 | 72.19 | 141.33 |
4 | カレン・チェン | 199.29 | 69.98 | 129.31 |
5 | 三原舞依 | 197.88 | 59.59 | 138.29 |
6 | カロリナ・コストナー | 196.83 | 66.33 | 130.50 |
7 | アシュリー・ワグナー | 193.54 | 69.04 | 124.50 |
8 | マリア・ソツコワ | 192.20 | 69.76 | 122.44 |
9 | エリザベト・トゥルシンバエワ | 191.99 | 65.48 | 126.51 |
10 | チェ・ダビン | 191.11 | 62.66 | 128.45 |
11 | 樋口新葉 | 188.05 | 65.87 | 122.18 |
12 | マライア・ベル | 187.23 | 61.02 | 126.21 |
13 | 李香凝 | 175.37 | 58.28 | 117.09 |
14 | アンナ・ポゴリラヤ | 183.37 | 71.52 | 111.85 |
15 | ルナ・ヘンドリックス | 172.82 | 57.54 | 115.28 |
16 | 本郷理華 | 169.83 | 62.55 | 107.28 |
17 | ニコル・ラジコワ | 165.55 | 57.08 | 108.47 |
三原舞依
冒頭の3フリップ-3トーループはうまく着氷。続く3フリップもきれいに着氷。途中の3連続ジャンプも決めステップなども全身を使い表現。大きなミスなく演技を終了した。演技後は笑顔を浮かべ声援に応えた。リンクからキスアンドクライに向かう途中には両手を挙げて喜んだ。
コメント
この大舞台で出させていただけることが、すごく幸せだという気持ちを心の底から持って、今回出させてもらって、幸せな気持ちを見に来て下っているお客様に見ていただけるようにと思って滑りだしたのが良かったと思います。ショートの時にすごく緊張してしまって、でもその時に味わうことが出来たのでフリーではその経験がすごく生かされて、楽しんで滑るという切り替えが出来たのでよかったです。昨シーズンから大変だったがたくさんの事を乗り越えて去年の今頃は今ここに立てているなんて思ってなかったので、すごい経験をさせていただけて、すごくうれしいですし、この経験を来シーズンに生かして頑張りたい
- フリーの演技を終え笑顔でガッツポーズする三原(撮影・鈴木みどり)
- フリーの演技を終え中野コーチ(左)と抱き合う三原(撮影・鈴木みどり)
本郷理華
冒頭のジャンプは予定していた連続ジャンプが2フリップのみに。中盤のジャンプで連続ジャンプを持ってきたが転倒した。演技後は少し悔しそうな表情を見せた。
コメント
ジャンプのミスがあって、少し不安に思っていたところをミスしてしまったので悔しい。最後まで諦めないでと思っていたので最後にフリップをやったが、失敗をしてしまったので、そこで決めれたらよかったと思った。(3度目の世界選手権では)ショートは大きなミスなく終えれたが、いまいちおもいきりが足りなかったと反省がたくさんあり悔しい大会だった
- フリーの演技を行う本郷(撮影・鈴木みどり)
- フリーの演技を行う本郷(撮影・鈴木みどり)
樋口新葉
冒頭の3ルッツ-3トーループはうまく着氷。しかし後半の連続ジャンプでは回転不足で2つ目を跳べず。変更した最後の連続ジャンプでは転倒してしまった。演技後はさえない表情で会場の声援に応えた。
コメント
今は4分間をすべり切れたことがホッとしている。細かいミスがあったので来シーズンはしっかり直していきたい。昨日はすごくいい演技だったので、今日も失敗がないようにと思っていたが、6分間練習でいい練習ができていたので、それが出せるかなと思ったが、2つ目のルッツが飛べなかったところから、崩してしまったので、ダメだったかなと思いました
- フリーの演技を行う樋口(撮影・鈴木みどり)
- フリーの演技を行う樋口(撮影・鈴木みどり)
- 表彰式でメダルを手に笑顔を見せる、左から2位のケイトリン・オズモンド、1位のエフゲニア・メドベージェワ、3位のガブリエル・デールマン(撮影・鈴木みどり)
<滑走順とSP成績>
<第1グループ>
1=李子君(中国)56.30
2=ローリン・ルカヴァリエ(フランス)55.49
3=カイラニ・クレイン(オーストラリア)56.97
4=アンゲリーナ・クチバルスカ(ラトビア)55.92
5=ニコル・ショット(ドイツ)54.83
6=アナスタシヤ・ガルスチャン(アルメニア)55.20
<第2グループ>
7=ニコル・ラジコワ(スロバキア)57.08
8=ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)57.54
9=李香凝(中国)58.28
10=トース・イヴェット(ハンガリー)61.00
11=マライア・ベル(米国)61.02
12=三原舞依(日本)59.59
<第3グループ>
13=チェ・ダビン(韓国)62.66
14=本郷理華(日本)62.55
15=エリザベト・トゥルシンバエワ(カザフスタン)65.48
16=アシュリー・ワグナー(米国) 69.04
17=カロリナ・コストナー(イタリア) 66.33
18=樋口新葉(日本)65.87
<第4グループ>
19=マリア・ソツコワ(ロシア)69.76
20=カレン・チェン(米国)69.98
21=アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)71.52
22=エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)79.01
23=ガブリエル・デールマン(カナダ)72.19
24=ケイトリン・オズモンド(カナダ)75.98