来年秋に開幕予定の卓球の新リーグ「Tリーグ」が3日までに、一般社団法人として設立された。

 同リーグの理事になった日本卓球協会の星野一朗専務理事(61)と、日本人初のプロでリーグ構想をまとめた松下浩二氏(49)が都内で会見し、先月30日に登記を済ませたことを発表した。

 プロアマ混合の同リーグは既存の実業団と新規のプロクラブが混在する形で、来秋に発足する予定。

 1部相当のT1リーグ(仮称)に関して、松下理事は<1>男女各4~6チーム<2>1チーム6人<3>チームに世界ランク1~10位の選手を招く構想を披露した。期間は9、10月から翌年4月までを予定し、地域密着のホームアンドアウェー方式を目指している。

 松下理事は「地域の各クラブでトップの強化はもちろん、ジュニアを育成していきたい。中国のように組織だって3~5歳の子供たちを育てられれば」と理想を掲げた。