リオデジャネイロ五輪の競泳男子金メダリストで、虚偽の強盗被害を通報して米国オリンピック委員会と米国水連から資格停止処分を受けたライアン・ロクテ(米国)が28日、米カリフォルニア州リバーサイドで行われた年齢層別で争うマスターズ水泳の大会でリオ五輪後では初の実戦に臨んだ。

 32歳のロクテは200ヤード個人メドレーを1分44秒21で制し、100ヤード平泳ぎは53秒92で2位だった。

 今年6月まで10カ月の処分を受けたが、別団体が認可する今大会には出場できる。

 資格回復後の8月に行われる全米オープンで競技復帰を目指している。