世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)が、コッキナキス(21=オーストラリア)を4-6、6-1、6-4、6-4で下し2回戦に進出した。

 錦織は相手の200キロ超の強烈なサーブとフォアハンドに苦しみ、第1セットを落とした。

 しかし、第2セットで第4、6ゲームをブレークしてこのセットを取り戻すと試合の流れをつかみ、そのまま押し切った。

 試合後、錦織は「最後まで危なかった。(なかなか)自分のリズムが作れなかった。ファイナル(の方で)良くなってきた。今日は徐々に良くなっていった感じ。(第3セット第4ゲーム)0-3からカムバックできたのが大きかった。そこから波に乗れた」と話した。

 2回戦はジェレミー・シャルディー(フランス)と対戦する。「パワフルなサーブとフォアのある選手なので、そこに気をつけたい」と気を引き締め直していた。