スピードスケートの今季最後の主要大会となる世界距離別選手権は6日、長野市エムウエーブで世界のトップ選手が集まり開幕する。日本開催は2000年長野大会以来8年ぶり2度目。9日まで4日間、男女各6種目を実施する。

 5日は日本選手が記者会見し、7日の男子500メートルで優勝を目指す加藤条治(日本電産サンキョー)は「シーズンの中でベストの状態にある。長野開催なのでメダルを取りたい気持ちは一層強い」と意気込みを語った。女子短距離のエース、吉井小百合(日本電産サンキョー)は「滑りはいい時のイメージか、それ以上にいい。500メートルと1000メートル、いずれもトップを目指したい」と話した。

 初日は2種目を行い、日本勢は女子1500メートルで田畑真紀(ダイチ)、男子5000メートルで平子裕基(開西病院)が上位を目指す。