国際柔道連盟(IJF)が競技時間短縮のため、敗者復活戦の大幅な削減を目指していることが7日、分かった。UAEのアブダビで開かれた理事会では決定に至らなかったが、作業部会で引き続き検討する。

 現行では4強進出者に敗れた選手がすべて敗者復活戦に回るが、ベスト8以上の選手だけに絞る案などが浮上している。世界選手権などの主要国際大会は、参加国・地域数の増加で競技の長時間化が問題視されている。