柔道の全日本選抜体重別選手権は5、6日、福岡国際センターで行われる。各階級に8選手が出場。最重量級を除く男女計12階級は北京五輪代表の最終選考会となり、競技終了後に開かれる強化委員会で代表(出場枠を獲得していない6階級は代表候補)が決まる。
男子60キロ級は五輪3連覇の野村忠宏(ミキハウス)を平岡拓晃(了徳寺学園職)が追う。昨年5月に右ひざ靱帯(じんたい)を断裂した野村は今年2月のドイツ国際で復帰。決勝で敗れたが、1本を取れる技の切れと地力を示した。
23歳の平岡は強豪の集まるフランス国際で圧勝。順当なら決勝で対戦する野村を破れば、北京への可能性も出てくる。
男子100キロ超級は井上康生(綜合警備保障)に注目。五輪に望みをつなぐには棟田康幸(警視庁)石井慧(国士舘大)を連破して優勝し、最終選考会の全日本選手権(29日)にかけるしかない。
男子100キロ級は第一人者の鈴木桂治(平成管財)に穴井隆将(天理大職)が挑む。66キロ級は22歳の秋本啓之(了徳寺学園職)とアテネ王者の内柴正人(旭化成)の争い。73キロ級は世界選手権3位の金丸雄介(了徳寺学園職)がリードする。
女子48キロ級で代表が確実な谷亮子(トヨタ自動車)は、昨年のこの大会で敗れた福見友子(了徳寺学園職)に雪辱し、五輪3連覇へ弾みをつけたい。63キロ級はアテネ五輪女王の谷本歩実(コマツ)とドイツ国際優勝の上野順恵(三井住友海上)の一騎打ち。52キロ級は西田優香(了徳寺学園職)に中村美里(三井住友海上)が迫る。(共同)



