ミラノ・コルティナ五輪に女子日本代表として出場した前年覇者のフォルティウスが中部電力と対戦し、12-3で勝利した。8点リードの第7エンド(E)で最終投を終えた中部電力は1点どまりだった。10-3となり、中部電力側に握手を求められたフォルティウスはその握手に応じ、相手のコンシードで勝利が決定したかと思われた。だが、大会関係者に声をかけられると、両チームが試合再開の準備を開始。第8Eが始まった。

カーリング競技規則の「試合の長さ」の項目には、こう記されている。

「10エンド予定されている大会では、プレーオフの試合では少なくとも8エンド、その他全ての試合では少なくとも6エンドプレーしなければならない」「8エンドの試合では、少なくとも6エンド終了する必要がある」

今回の試合はプレーオフ(決勝トーナメント)のため、第8Eまでプレーする決まりだった。前日12日まで行われた1、2次リーグでは、第6Eまでで良かったため、終了できた。今大会も第6Eで終了した試合もあった。だがPOに勝ち上がった選手たちがルールを忘れて、第7Eで試合を終えようとした珍事だった。

フォルティウスのスキップ吉村紗也香(34)は「確かにプレーオフ上がった時は8エンドやらなきゃいけないっていうのを忘れていました。審判から8エンドだって言われた時にそうだったって思い出した」と照れくさそうに話した。【保坂果那】

【カーリング】フォルティウスが準決勝進出 北海道銀行と決勝進出をかけ激突/速報中