日本体育協会などが主催する体育の日中央記念行事が13日、東京・北区の国立スポーツ科学センターで行われ、北京五輪で活躍した競泳の北島康介、卓球の福原愛らが、集まった子どもたちとの交流に努めた。北島は競泳教室で午前、午後と各1時間半指導。本職の平泳ぎ以外にも自由形や背泳ぎなどを熱心に教えた。「楽しくやってもらえるのが1番。泳げる子は、物足りなかったかもしれないけど、まずは水泳に触れてもらって、楽しんでもらいたかった」と話し、水泳普及の手応えをつかんでいた。また福原は「ドッヂビー」と呼ばれる、ドッジボールに似た遊びで交流。「すごく楽しかった。小学生でもパワーもスピードもあった。これからいろいろなスポーツを楽しんでもらって、夢に向かって頑張ってほしい」と、エールを送っていた。