日本短水路選手権(21、22日)の公式練習が20日、会場の東京辰巳国際水泳場で行われ、参加者が最終調整を行った。

 昨夏の北京五輪男子200メートルバタフライ銅メダリストの松田丈志(24=レオパレス21)は「ロンドン五輪?

 そこはまだ、はっきりとは思い描けていない。1年1年頑張っていこうという気持ち。(久世)コーチの方が張り切っている」と笑いながら話し、まずは今夏の世界選手権(ローマ)の代表入りがかかる、4月の日本選手権に照準を定めると誓った。

 また同五輪女子バタフライ代表で、今春から東京SCに勤務し、日本代表平井伯昌ヘッドコーチに師事する加藤ゆか(22=山梨学院大)は「競技を続けるか悩んだけど、いろんな人に『悩むということは続けたいということなんじゃないの』と言われて決めた」と、笑顔で振り返っていた。