日体大陸上部の男子部員が合宿所で大麻事件を起こした不祥事で、関東学生陸上連盟の青葉昌幸会長は13日、同陸上部の活動自粛方針が甘いとして厳重処分を科す方針を明らかにした。同日に開く会議で処分が検討される見通し。関係者によると、6カ月間の出場停止処分や箱根駅伝のシード権はく奪などの可能性がある。

 同陸上部は今月に入り、全部員を対象に4月末まで公式試合に出場させないなどの活動自粛方針を決定。しかし、関東学連では「1年間の出場停止」など厳罰処分を求める声も上がっている。