日本体協は17日、東京都内のホテルで第12回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の表彰式を行い、北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表を医科学の分野で支えたサポートチーム(代表・平野裕一氏)が奨励賞を受賞した。

 同チームは映像解析や情報分析など専門家6人で構成され、国立スポーツ科学センターのスポーツ科学研究部長主任研究員の平野氏は「この受賞を機にバンクーバー、ロンドン五輪に向けてもより科学的、より戦略的にサポートしたい」と喜びを語った。

 功労賞は高地トレーニングなど運動生理学の発展に貢献し、順大で多くの研究者を育てた故青木純一郎氏が受賞した。