全日本スキー連盟(SAJ)は17日の理事会で、3月に長野県山ノ内町北志賀高原で行われたスノーボードの世界ジュニア選手権で自治体やスキー場、ホテルの予想外の出費が1000万円以上になったことを報告し、SAJとして特別に50万円を負担することを決めた。

 大会直前に国際スキー連盟(FIS)の要求で小さかったハーフパイプ(HP)を改修したために約470万円かかったほか、飲酒をして騒いだ外国選手が壊したホテルの施設補修費が400万円以上になった。SAJはホテルの補修費について、当該選手が所属する国の弁済になるようFISに働き掛けている。