日本オリンピック委員会(JOC)は18日、メダル倍増を目指す中長期計画のゴールドプラン(GP)委員会で冬季競技の目標を設定するGP策定プロジェクトを発足し、チーフにノルディックスキー複合団体の五輪金メダリスト、河野孝典副委員長を決めた。

 夏季競技は2016年東京五輪招致を実現し、金メダル数で世界3位を目指す計画を打ち出したが、冬季の目標はなかった。河野チーフは「14年ソチ冬季五輪以降の目標を早急に決めたい」と話した。

 スポーツ将来構想プロジェクトはチーフに福井烈理事が就き、東京五輪の支持率が低い反省を踏まえて五輪運動の推進戦略などに着手する。勝田隆副委員長がスポーツ立国化プロジェクトのチーフを務める。