日本レスリング協会は20日、傘下の組織として、日本オリンピック委員会(JOC)に加盟していない総合格闘技、柔術、ムエタイなど13の国内格闘技団体を取りまとめた日本格闘競技連盟を発足させた。

 これにより13団体は今後、JOCが派遣する国際オリンピック委員会(IOC)やアジア・オリンピック評議会(OCA)主催の国際大会に出場できるようになる。新連盟会長を兼任する日本協会の福田富昭会長は「総合格闘技などが世界に広がり、日本も後れを取ってはいけない」と発足理由を説明。早速、30日開幕のアジア室内大会(ベトナム)のムエタイ、ベルトレスリング、クラッシュに選手を派遣する。