北京五輪でバレーボール男子日本代表のエースとして活躍し、今季からセリエA2のパドバに所属する越川優(25)が左ひざ半月板のけがのため、帰国して手術を受けることが20日、分かった。9日の練習中にひざをひねり、現地の病院で検査した結果、昨年手術したのと同じ個所を痛めたことが判明した。

 越川はプレミアリーグのサントリーからパドバに移籍し、ここまで2試合に出場しただけだった。「1日でも早く、年内のイタリア復帰を目指し、治療とリハビリに専念したい」とのコメントを発表した。

 越川は11月に日本で開催されるワールドグランドチャンピオンズ杯の日本代表登録メンバー20人に入っていた。