バドミントン全日本総合選手権は3日から4日間、東京・代々木第2体育館で行われ、5種目の日本一を決める。混合ダブルスで全日本社会人選手権を制し、初出場する“イケシオ”こと池田信太郎(日本ユニシス)潮田玲子(三洋電機)組に注目が集まりそうだ。

 小椋久美子(三洋電機)と女子ダブルスで5連覇した潮田は昨年限りでペアを解散し転向。池田も坂本修一(日本ユニシス)と昨年男子ダブルスを制したが、混合に専念して初優勝を目指す。引退した舛田圭太と昨年まで4連覇中の前田美順(NEC・SKY)が平田典靖(トナミ運輸)と組むペアがライバルだ。

 シングルス女子は昨年覇者の広瀬栄理子(三洋電機)や日体大1年で全日本学生選手権を制した18歳の佐藤冴香らの争いか。男子は昨年最年少王者に輝いた20歳の田児賢一(NTT東日本)が2連覇に挑戦し、予選には全国中学体育大会覇者の桃田賢斗(福島・富岡一中)が同種目に初めて中学生で出場する。

 ダブルスの女子は3年連続決勝で“オグシオ”に敗れた末綱聡子、前田組(NEC・SKY)が初制覇を狙う。男子は昨年準優勝の数野健太、早川賢一組(日本ユニシス)にチャンスがある。(共同)