<別府大分毎日マラソン>◇7日◇大分市高崎山うみたまご前-大分市営陸上競技場(42・195キロ)

 27歳のジョナサン・キプコリル(ケニア)が混戦となった終盤の競り合いを制し、2時間10分50秒で初優勝した。

 5秒差の2位にケニア出身のダニエル・ジェンガ(ヤクルト)。一般参加で初マラソンに挑んだ26歳の井川重史(大塚製薬)が2時間11分4秒で日本勢トップの4位に入った。世界選手権元トラック長距離代表で今回が初マラソンの三津谷祐(トヨタ自動車九州)は32キロすぎに遅れて9位、諏訪利成(日清食品グループ)は10位だった。

 風の影響などでペースが乱れたレースは40キロまで先頭集団に8人が残る異例の展開となり、最後はキプコリルがジェンガとの一騎打ちを制した。(スタート時晴れ、気温7・5度、湿度50%、南南東の風1・2メートル)