<競泳:日本選手権>◇最終日◇18日◇東京辰巳国際水泳場

 男子100メートル平泳ぎで立石諒が59秒84で優勝、50メートル、200メートルと合わせて平泳ぎ3冠を達成した。

 序盤から北島康介にリードを許していたが、終盤に追い上げ、残り10メートルで並んでの逆転勝ちだった。「負けたくないと、泳ぎが小さくなってしまった」と前半の泳ぎを振り返り、「自信になるけど、おごらずにいきたい」と謙虚に話す。

 2月の短水路日本選手権でも平泳ぎ3冠になっており、長水路でも「北島超え」と、今後への期待が膨らむ。