日本水連は19日、8月のパンパシフィック選手権(米国・アーバイン)の競泳日本代表として男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)や同背泳ぎの古賀淳也(稲泳会)入江陵介(イトマンSS)ら男女計49人を発表した。北島は北京五輪以来、2年ぶりの代表復帰となった。

 女子自由形でも2000年シドニー五輪代表の萩原智子(山梨学院大職)が8年ぶりに代表に返り咲いた一方で、最年少の15歳、男子個人メドレーの萩野公介(御幸ケ原SS)ら主要国際大会の初代表も15人選ばれた。

 パンパシフィック選手権は、日本水連がことしの最重要大会と位置付ける11月のアジア大会(中国・広州)の代表最終選考会を兼ねる。18日までの日本選手権で派遣標準記録を突破して優勝した古賀と入江、男子平泳ぎの立石諒(慶大)、同個人メドレーの高桑健(自衛隊)、女子背泳ぎの寺川綾(ミズノ)の5人は、すでにアジア大会代表を決めている。